顔料としても使われている酸化チタン【安全性を徹底解説】

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安定性の高い白色顔料

粉末

化粧品や日焼け止めに最適

古来から白粉の材料として使われてきた鉛を始め、白色顔料には硫酸バリウムや酸化亜鉛など金属元素に酸素その他の元素が結びついた化学構造をしているものです。酸化チタンもそうした白色原料の一種で、金属元素のチタンと酸素が結合することによって極めて安定した結晶構造が形作られています。特にアナターゼ型やルチル型といった正方晶の酸化チタンは高温や低温にも強く、高い屈折率と光電効果により大半の光を反射して鮮やかな白色を呈します。光を吸収しないという優れたこの性質を応用して、酸化チタンはさまざまな分野に白色顔料として使われてきました。プラスチック製品・製紙工業といった工業分野やオフセット印刷でも酸化チタンが活躍していますが、その応用分野は食品や化粧品にも及びます。酸化チタンは人体への影響が少ないため食品添加物としての使用が認められており、ホワイトチョコレートなどの着色料として多く使われているのです。このような白の着色料は、食品以上にスキンケア用品や日焼け止めになど化粧品の分野でより多くの需要が期待されます。同様の美肌効果を持つ化粧品の成分としては、カバーする波長域が広いメリットを持つ酸化亜鉛も多く使われてきました。一方で酸化亜鉛は金属アレルギーが起きやすいという欠点を持つため、体質によっては肌に合わないという事例も出てきます。その点で酸化チタンは金属アレルギーが発生しにくく刺激性が低いため、敏感肌の人も安心して利用できます。こうした酸化チタンの特性を活用すれば、大人よりも肌が繊細な子供向けの日焼け止めクリームなども開発可能です。食品添加物にも使えるほど安全性の高い酸化チタンは、スキンケア用品からベースメイク化粧品に至るまでの化粧品材料として欠かせません。優れた発色効果と安全性を両立させた酸化チタンを販売している業者には、化粧品メーカーや食品メーカーなど多くの企業から注文が寄せられています。

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